中国鋼鉄工業協会(CISA)によると、7月下旬の鋼材流通在庫(主要20都市・5品種)は1203万トンとなり、中旬から9万トン増加した。 1200万トン台に達するのは5月上旬以来で、夏季の不需要期やインフラ投資などの停滞で在庫が漸増傾向にある。景気対策がやや一巡する中、当面は政府が推し進める鉄鋼減産が在庫水準のカギを握りそうだ。