中国鋼鉄工業協会(CISA)は、今年下期の粗鋼生産、鋼材輸出が政策効果でともに減少するとの見通しを明らかにした。 中国政府は下期に鉄鋼減産を推し進める考えで、CISAは「生産能力の事後検査や環境保護の監察・査察で減産効果は拡大する」と指摘。鋼材輸出は国際市況が高値を付け6月は増加したが「増値税還付の撤廃が効果を発揮し今後は減少する」としている。