日本製鉄の2020年度の製鉄所別の粗鋼生産実績が分かった。新型コロナ禍に伴う需要減の影響で高炉のバンキング(一時休止)など大幅な減産を余儀なくされたことから、主要10地区全てで前年度実績を下回った。 主要製鉄所でマイナスとなったのは、東日本製鉄所の鹿島地区(445万トン、19年度比35・2%減)、同・君津地区(570万トン、16・5%減)、...