関西地区の鉄筋需要は新規成約が振るわず、年度下期も上期同様、前年同期比1割減程度で推移しそうだ。関東など他地区に比べ回復の遅れが目立つ。商社からは「足元の流通の契約残やゼネコンの受注残、鉄筋加工業者の見積もり状況から見て、急速に需要が回復することは考えにくい。9月以降、新規の引き合いが増えたとしても、需要に結びつくのは来年度以降になりそうだ...