――前年度の振り返りを。 「2020年上半期、特に4~6月は、コロナ禍に直面し、深い谷間に落ちていた。そこから想像以上の速さで自動車生産を中心に需要が戻り、上期末から高い山を登り始めた感がある。いかに量を集めようかとのミッションから、急速な需給の引き締まりや中国の鉄鋼原料の大量購入による価格上昇で、下期は上期と全く異なるステージとなった。当社...