阪和興業は12日、10%出資するインドネシアの合弁高炉メーカー「徳信鋼鉄」が鉄鋼半製品のスラブの連続鋳造を開始したと発表した。従来品目のビレットや線材、鉄筋用丸棒にスラブを加えることで、同国内や東南アジアなど海外向け輸出の市場で競争力をさらに強化する。 スラブ連鋳機は第2高炉のビレット用に併設。スラブの年間生産能力は最大で200万トンを見込...