神戸製鋼所が加古川製鉄所(兵庫県加古川市)で約150億円を投じ、2023年度下期に厚板ミルの主要設備「仕上げ圧延機」を刷新することを決めた。高炉各社の厚板ミルは大半が1960~70年代に建設され稼働から半世紀を経過。今後も競争力を維持するには、多額の投資を伴う老朽化対策や設備機能の新鋭化が必要だが、厚板需要は先行きが不透明なこともあり投資判...