――未曽有の事態は今もなお収束していない。 「新型コロナ感染症が拡大していなければ、数多くの設備投資が行われるはずだった。一転、着工の延期が相次ぎ、投資にブレーキがかかった。影響で解体由来の発生が現在でも低迷している。一方で自動車産業の立ち直りが早かった。足元、特殊鋼専業メーカーを中心に活発な生産が続いている。また、中国における経済活動が急回...