――この一年を振り返って。 「新型コロナの影響で20年の関西地区電炉粗鋼量は自動車など製造業向け鋼材需要減により、対前年比で約15%減少した。内需は落ち込んだがベトナム向けなど外需は堅調に推移。関西地区からの輸出量は20年で98万5000トンと前年比80%増。各月で前年同月比増となった。足元は地区電炉生産水準が回復し、スクラップ需要も戻ってい...