JFEスチールは16日、西日本製鉄所倉敷地区(岡山県倉敷市)に増設していた第7連続鋳造機が稼働したと発表した。大断面スラブを効率的に鋳込める最新鋭機で、同社が成長分野に位置づける洋上風力発電機向けの大単重厚板の競争力強化などに生かしていく。 今回の増設で、倉敷地区のスラブ連鋳機は3基体制から4基体制に強化される。同地区の課題だった連鋳工程の...