アルミスクラップ市場では、海外需要増とそれに伴う輸出の増加傾向により、再生資源の国内循環について先行きを懸念する声が聞かれる。堅調な国内需要に比べ発生は乏しい状況が続き、多くの品種で品薄感が指摘される。その一方で輸出量は2021年から加速。「今後、輸出がさらに拡大すれば、国内需要を賄えなくなる品種も出るのではないか」(問屋筋)と危惧されるほど...