高炉3社の2021年度の設備投資計画(連結、工事ベース)が出そろった。日本製鉄とJFEホールティングス(HD)は前年度と比べ微増となる一方、神戸製鋼所は2桁の減少となる。国内製鉄所は建設から半世紀を経過し、各社は引き続き大規模な老朽更新に迫られている。投資資金が限られる中、優先順位をつけて戦略投資や老朽更新を進めることになる。