日本製鉄が名古屋製鉄所(愛知県東海市)に建設していた新たな第3コークス炉が本稼働した。既設の第4コークス炉が老朽化により生産効率が低下していたため、後継の設備として約570億円を投じ建設していた。 新第3コークス炉は、2013年度に休止した旧第3炉の解体跡地に建設。旧炉の基礎部を流用するパドアップ工法を採用し、19年度から3年がかりで工事を...