鋼材市況が急落し、動向が注目されていた中国からの熱延コイル輸出価格が高止まりしている。ホットの有力サプライヤーである本渓鋼鉄は今週、8月積みホット輸出価格をトン当たり1050ドルでオファーし、他の中国ミルも1千ドル台を維持してきた。市場では想定ほど値が下がらないとの見方が広がっており、様子見感があった海外ホット市場は再び1千ドル台での成約が...