日本製鉄は25日、マリンバイオマス(海藻)を鉄鋼生産に利用する新しい技術の開発に着手すると発表した。コンブやワカメなどから炭素材料をつくり、鋼材の炭素含有量を調整する加炭材などに利用する技術で、開発に乗り出すのは世界初という。脱炭素社会実現に向けては、海洋生態系に二酸化炭素(CO2)を貯留するブルーカーボンがオフセット(吸収)技術として期待...