――足元の生産状況から。 「2020年度の生産量自体は5~10%減程度であり、何とか踏ん張った。収益面はスクラップ高騰の影響により大きく落ち込んだ。年度前半戦は相当良かったが、第四四半期以降はスプレッドが大幅悪化し、21年度入り以降、この厳しさが加速している感がある。需要回復期の判断は難しいが、下期に向けて徐々にオーダーが上向いてくることを期...