急落していた上海先物市場の熱延コイル取引価格に底入れ感が出てきた。21日は前日から一時50元ほど反発し、トン当たり5500元(約850ドル)台に上昇。20日午後からの反発基調が継続している。 中国のホット先物価格は、インフレを懸念した中国政府が商品高をけん制する姿勢を示したことで13日から急落していた。ただ中国宝武鋼鉄集団など大手ミルは潤沢...