米国のアルミ圧延大手アーコニックは北米での缶材市場再参入に向けて着々と準備を進めている。アルコアからの分離に際して発効した競業避止義務が昨年終了。これを受けてテネシー工場で缶材生産を再開し、製缶メーカーへの承認作業が進展している。年内にも出荷する見通しだ。 テネシー工場では2019年に1億ドルを投じて熱延能力の増強を発表。また有休扱いとして...