厚板の国際需給が急速にタイト化している。造船やエネルギー向けの需要が回復する一方、各国とも厚板メーカーの供給は限られ、先々の調達難を見据え海外顧客から日本ミルへ寄せられる引き合いも急増。一部ではトン当たり1100ドルの指し値(ビッド)も出てきた。 厚板市場は、用船料や海上運賃(フレート)の上昇に伴い新造船の発注が活発化していることに加え、カ...