日本アルミニウム協会がまとめた2020年度のアルミ圧延品需要部門別特殊分類出荷実績によると、流通業者の扱う店売り一般材を含む「卸売・小売業」向け出荷量(板・押出合計)は、前年度比2%減の7万1476トンだった。新型コロナウイルスの感染拡大により20年4月以降に需要が減速したため、3年連続で前年度割れとなった。しかしながら秋口から自動車部品や...