全国コイルセンター(CC)工業組合がまとめた鋼板流通調査によると、2020年度(20年4月~21年3月)は出荷量が前年度実績比14・6%減の1367万2359トンとなり、2期連続で前年度実績を下回った。リーマンショック後の世界同時不況期だった09年度実績(1383万1594トン)を下回り、過去最低水準を更新。特にコロナ禍で大幅に需要が減退し...