大阪チタニウムテクノロジーズが12日発表した21年3月期単独決算は経常損益が28億4300万円の赤字(前期は13億2200万円の黒字)だった。経常赤字はポリシリコンの生産トラブルが響いた16年3月期以来5年ぶり。 新型コロナの感染拡大で航空機向けを中心としたスポンジチタンの販売減少が影響した。国内向けとなる一般産業分野の販売も落ち込んだ。 ...