サウジアラビアやアラブ首長国連邦(UAE)などで構成する湾岸協力理事会(GCC)は、条鋼類や表面処理鋼板の輸入鋼材に対し3年間のセーフガード(緊急輸入制限措置=SG)を発動する方針を決めた。対象品目は日本からの輸出量が少なく、影響は限定的とみられる。 当初、GCCは熱延コイルや冷延鋼板、厚板、鋼管など幅広い鋼材を対象にSGを検討。長年の取引...