日本製鉄の橋本英二社長は7日開いたオンライン決算会見で、今年度の全国粗鋼見通しについて「内需は前年度の5200万トンから5500万トンに増加する見込み。加えて輸出は前年度が3100万トンだったが、これが巡航速度近くに回復するとなると、需要水準から考えて9500万トンレベルが期待できるのではないか」と語った。 今期の同社業績については「過去最...