日本製鉄とJFEスチールの高炉大手2社は7日、21年3月期決算の公表を受けて、21年度賞与額(年間一時金)を固め、それぞれ労働組合に提示した。賞与基準額(39歳・21年勤続)は、日本製鉄が20年度比5万円増の105万円、JFEスチールが同13万円減の107万円。鉄鋼事業の20年度業績の悪化に伴い、いずれも低い水準にとどまった。 両社は前年度...