三井物産が先月30日発表した21年3月期連結決算(IFRS)によると、金属資源部門の純利益は前期比1・9%減の1799億円となった。 モザンビークの石炭事業撤退などに伴い損失を計上したものの、価格上昇による鉄鉱石事業の増益などが寄与し、小幅な減益にとどまった。 鉄鋼製品部門の純利益は21億円で、前期の47億円から半減した。新型コロナの影響で...