群馬県から栃木県にまたがる両毛地区の条鋼建材市場は、上値をうかがう展開。一部メーカーが実行販価を引き上げるなど仕入れ値上昇の傾向が続くため、流通は販価転嫁の積み残しを進めながら新値浸透を図っている。 地場の建築需要は依然としてさえない。国交省建築着工統計から試算した2県の2月鉄骨需要量は、前年同月比42%減の5600トンにとどまった。都心の...