財務省の貿易統計や日本鉄鋼連盟の発表をもとに2月の品種別鉄鋼輸出入状況をまとめたところ、熱延コイル輸出は日本製鉄・九州製鉄所大分地区で設備の定期改修があったため前月からは5万トン減少した。ただ米国や欧州市況の高騰を反映し、米州やポルトガル、イタリアといった遠隔地向けは増加傾向にある。また各国製造業の復調で、亜鉛めっき鋼板や合金鋼のホット、冷延...