東京製鉄の5月契約販売価格で、ホットコイルがH形鋼を上回る「逆転現象」が2005年5月契約以来16年ぶりに発生した。今回ホットコイルの販価をトン1万円引き上げた一方、H形鋼を据え置いたことで、ホットコイル販価(ベースサイズ)がトン9万4千円とH形鋼の同9万3千円を1千円上回った。 今回の販価逆転に関して今村常務は、「非常にまれなことが起きた...