全日本特殊鋼流通協会がまとめた2月の流通統計によると、全国の特殊鋼販売量は前年同月比2・2%減の15万6千トンまで回復した。SC材(機械構造用炭素鋼)がほぼ1年ぶりに7万トンを超えるなど、構造用鋼の回復が目立つ。地区別ではまだら模様で、名古屋(7・8%増)、東北・北関東、埼玉・神奈川が増加したのに対し、東京(2・9%減)、大阪(5・4%減)...