国際ブリキ市場でメーカーにおける原板の高騰や調達難に拍車がかかっている。原板の騰勢は止む気配がなく、先月中旬に10年ぶりの高値を付けた錫も一定の水準で高止まりしたまま。メーカー間では採算重視の販売姿勢が一段と顕著になり、自国や域内への供給を優先する向きが強まる中、一部の地域では輸出向けで納期調整やオファー止めの動きも散見される。 ブリキメー...