「希望退職者募集で多くの社員につらい思いをさせた。苦しい決断だったが、今後の当社のために必要だった」と語るのは三菱製鋼の佐藤基行社長。国内一部事業縮小に伴う生産現場勤務者15人を含む98人が応募した。いま同社内では強い危機感が共有され、将来展望を切り開くためのモチベーションが高まっている様子だ。佐藤社長によると、「特に面談した幹部社員の意識...