神戸製鋼所が加古川製鉄所(兵庫県加古川市)で増設した溶融亜鉛めっき鋼板ライン(CGL)が今月下旬から営業運転に入った。関連設備も含め約500億円を投じた新鋭ラインで、車体の軽量化を急ぐ自動車メーカーが強く求める高加工性の超ハイテン(超高張力鋼板)を増産する。超ハイテンは従来型のラインで対応が難しいほど量と質の両面でニーズが高まっており、高炉...