世界各地で熱延コイル市況の上昇が続いている。アジア圏では2011年2月以来となるトン当たりCFR800ドル台に達し、欧州や米国市況も続伸、アジア市場よりさらに上値を付けている。日本製鉄はホットのオファー価格を900ドル以上に、遠隔地向けでは1千ドルへと引き上げ、5月積み商談を進めている。 ホットコイルの輸出市場は、各国ミルとも国内販売が堅調...