異形棒鋼はメーカーの販売価格とゼネコンの買いたい価格との格差が大きく、折り合いの難しい状況だ。流通は両者の板挟みで動きが取りにくいが、一件一件丁寧に見積もりし、なんとか採算確保に努めている。 引き合いは1月に落ち込み、2~3月と少しずつ上向いているが、依然水準は低い。4月以降も需要の盛り上がりは期待しにくい。ただメーカーの採算重視の姿勢は崩...