2月の関西地区鉄鋼月間市況は、原料高によるメーカーの値上げで全般的な基調は強かったが、需要が伴わない条鋼類などは伸び悩んだ。 異形棒鋼は、1月中旬からの鉄スクラップ市況の軟化で騰勢が衰え、直送ベース=7万7千円の月初値のままで推移した。ゼネコンが様子見姿勢で引き合いが振るわず、新規成約は低調だった。 H形鋼は、流通の仕入れ値高転嫁に向けた取...