国際鉛・亜鉛研究会(ILZSG)がまとめた2020年(1~12月)の鉛・亜鉛地金の世界需給バランスは、鉛が22万3千トンの供給過剰(前年は2万トンの供給過剰)、亜鉛が53万3千トンの供給過剰(同22万9千トンの供給不足)となった。鉛は2年連続の供給過剰、亜鉛は5年ぶりの供給過剰。亜鉛はコロナ禍で消費量が落ち込んだ一方、供給量は製錬側に有利な...