屋根・壁など外装材や内装の鋼製下地材などに使われる建材薄板は、コロナ禍による需要の落ち込みから抜け出せない。昨年後半から新規の建設・建築案件が減っており、2021年上期は受注残があった20年より厳しい状況が予想される。 国土交通省がまとめた20年の新設住宅着工戸数は、19年比9・9%減の81万5340戸と4年連続して減少となった。住宅用のカ...