1月下旬から生じていた国内のダイカスト向けアルミ合金相場の先安観は払拭(ふっしょく)されている。先安観の要因となっていた中国産塊価格の下落が底打ちし、反発に転じたことが影響した。 中国産塊価格は、春節を控えてピーク時からキロ当たり50円安の210円台まで落ち込んでいた。しかし、ここにきて直近の価格は240~250円と水準を回復。この反発は、...