世界の包装容器上場大手6社の2020年10~12月期業績は、米ボールなど4社が最終増益だった。新型コロナウイルスの感染拡大で、家庭で消費される金属容器の数量が増加したことが主要因。クラウンやボールは工場の新設など能力増強効果が出た。 ボールの親会社に帰属する純利益は2億2700万ドル(41・9%増)だった。世界的な飲料缶需要の増加に加え、航...