九州地区の一般鋼材市況は、引き続き強横ばい調。新型コロナウイルスの緊急事態宣言下でもあり、市場のマインドは停滞から抜け出せないでいる。荷動きは伴っていないが、唱えは着実に切り上がっている。鉄鉱石や鉄スクラップの高止まりを背景に、高炉及び電炉が販価を引き上げているためで、強気のメーカー主導だ。 異形棒鋼は8万円台の攻防で、平鋼は9万2千円どこ...