亜鉛めっき鋼板類は原板高によるメーカーの値上げ意向を受けて春先に向けて先高感が強まりそうだ。足元はコロナ禍もあって対面による値上げアナウンスが行いにくいのが難点。市況は高値寄り商状だが、実需の回復が緩慢で、特に薄物は20年暦年の広島県内新設住宅着工数が過去10年間で最少と出荷に響いている。 普通鉄線類は材料高を背景に、地場伸線メーカーが段階...