神戸製鋼所は16日、高炉法による製鉄プロセスで、二酸化炭素(CO2)排出量を約20%削減できる技術の実用化にめどを付けたと発表した。高炉原料に還元鉄を活用し、原料炭由来のコークスの使用量を大幅に減らせる。全額出資子会社の米ミドレックス社の持つ還元鉄製造技術との融合で実現した。実用化時期は未定だが、自社での活用に加え、CO2削減を目指す他の鉄鋼...