日本製鉄は5日、今年度連結事業利益の見通しを前回予想の600億円の赤字から300億円の黒字に上方修正した。輸出向け鋼材販売価格の改善やグループ会社の損益好転などが寄与する。単独の通期経常損益見通しも1400億円の赤字から400億円の赤字に改善する。また、通期連結純損益は前回予想の1700億円の赤字から1200億円の赤字に改善。先行きの業績回復...