神戸製鋼所は5日、21年3月期の連結業績予想を上方修正したと発表した。経常損益は100億円の赤字(前期は80億円の赤字)となる見通しで、従来予想の350億円の赤字から改善する。主力の自動車向けを中心とした鋼材需要の回復が想定以上に進み、鉄鋼やアルミの販売増や緊急コスト改善などを織り込んだ。未定だった期末配当は無配(前期末は無配)とし、2年連...