鋼材市況の急上昇を反映し、米国鉄鋼大手の業績が回復している。電炉最大手のニューコアが発表した20年10~12月期(4Q)連結決算は純利益が3億9884万ドルとなり前年同期比で3・7倍に。高炉を主体とするUSスチールは一過性の利益もあって6四半期ぶりの最終黒字へ転換した。