国土交通省の建築着工統計を基に試算した2020年暦年の鉄骨需要量は、推定で前年比14・2%減の405万1100トンだった。2年連続で前年実績を下回ったが、400万トン割れは辛くも回避した。 構造別では、鉄骨造(S造)が15・1%減の395万3400トンと、11年ぶりに300万トン台に低下。一方で鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造)44・3%増...