日立金属は28日、検査不正問題に関して外部専門家で構成する特別調査委員会がまとめた調査報告書を公表した。検査結果の書き換えをはじめとする不正は遅くとも1980年代から複数事業所で組織的に続けられ、日立金属ブランドの象徴「ヤスキハガネ」で知られる安来工場も例外ではなかった。歴代社長ら複数の経営幹部が黙認し、顧客や外部に開示・報告しない方針をと...