日本溶接材料工業会がまとめた2020年における溶接材料の出荷量は、前年比19・1%減の20万4324トンと、統計を開始した1973年以降で過去最低の水準だった。一昨年まで堅調だった建築鉄骨向けが端境に入ったのに加え、新型コロナで国内外の経済活動が停滞した影響で年間を通じて前年同月割れで推移した。 同時に集計した12月の出荷量は13・8%減の...