東京製綱は27日、日本製鉄によるTOB(株式公開買い付け)に対する意見の表明を留保すると発表した。日本製鉄に対して10項目にわたる質問を行い、これに対する回答内容を含めて慎重に評価・検討を行った上で意見を決めるとした。 一連のTOBをめぐっては、東綱の業績悪化が現在の経営方針に起因するとして、ガバナンス体制の再構築に向けて経営への関与をより...